甘いカラダ 【完】

lesson.1 /お勉強!?


「ちょっとどういうことだよ!あんた絶対楽しんでただろ」


部屋に戻ってくるなり、アタシは如月に詰め寄った。


「申し訳ございません。星羅お嬢様が耐え忍んでいるお姿が、あまりにも魅力的でしたので」


「はぁ~?」

どういう神経してるんだよ、こいつは。

思いっきり顔を歪めたものの、思いもしないことを言われて内心照れてしまった。


てゆーか、アタシそんなバレバレな感じだった!?


「みんな気づいてた?」


「いいえ、ご心配なく。旦那様も奥様も全く気づいていないご様子でした。怜央さまはデザートに夢中でしたし。多分。」


多分、って。


まぁ、とにかくよかった。



「星羅お嬢様は、女性としてのご自分の魅力に気づいていらっしゃらないのですね」


そう言いながら近づいてくる如月の声や瞳が、やけに艶っぽい。

なに!?


なにこの雰囲気!






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