異世界転生~姫の中身はおっさん~

はじめてのデート

さて、季節は移ろう。

夏から秋になった。

エトラの世界でも、アルティア王国には、四季というものがある。随分と過ごしやすい季節になった。

とはいっても、夏はそんなに暑くはない。

婚約者候補の3人の身分は、留学ということになった。
まだ婚約者が決まらないので、本国に一度使者を送り、どうするか協議した上での結果だった。

留学ということになったので、自由に国内を歩き回れるようになった。無論護衛は必要だが。

3人は、ひたすたシルルアージュ姫の関心を引こうといろんな贈り物をしたりしたが、自分の中身はおっさんだと言い張るシルルアージュを喜ばせる贈り物はなかなかにできなかった。

そのうちイェルガが大人のエロ本というものを贈ってみた。

反応があった。

感謝状と、デートをする約束までこぎつけたのである。

「ずるいぞ、イェルガ!あんな本、どこで手に入れたんだよ!」

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