異世界転生~姫の中身はおっさん~

聖地への道のりⅡ

旅立って、1か月が経っていた。
魔族の襲撃はそれからなく、モンスターの襲撃だけで、たんたんと聖地に向かって旅は進んでいた。

聖地までは、半年と少しといった道のりだろうか。あくまで、モンスターや魔族の襲撃なしに計算した時間である。

モンスター退治や魔族退治も含めると、1年かかると見てよい。

往復にすると2年の旅だ。

世界には瞬間移動などの便利な魔法も存在するが、生憎まだ誰も拾得していない。

旅の途中で瞬間移動の魔法を、シルルアージュは拾得するつもりである。馬車の中で瞑想をしたり、亜空間ボックスに入れた魔法書を読んでいる。

宿屋に泊まれない日も多い。
野宿にも大分慣れてきた。食物は街につけば補充し、水は魔法でなんとでもなる。
シルルアージュが好きな湯あみができない日も多いが、そんな時はリフレッシュの魔法をかけてごまかしている。

さて、辿り着いたのは人があまり多くない街をぬけた森の中であった。

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