異世界転生~姫の中身はおっさん~

間幕 神々の時間

夢を見ていた。
とても深い深い眠りのはずなのに、夢を見ていた。

何もない白い空の上で浮かんでいた。
落ちるのかと体勢を立て直すが、ふわふわと浮かんだままだった。

夢には、魂の形が現れる。

今の俺は、45歳のおっさんだった。

少し横に太い体型。無精ひげのはえた顎。絶対に女にもてないだろう容姿。上下のジャージ姿で浮いていた。

「僕は運命の神だ」

「またお前か。暇人なのか?」

「うむ。封印されてとても暇なので・・・・何を言わせるんだ!」

俺は、運命の神・・・12枚の翼と金と銀のオッドアイをもつ美貌の若者の前にやってくると、すかしっ屁をかましてやった。

ぶぶぶーーーー!!

くっさ!

我ながらくっさいな、俺の屁!

運命の神は、臭そうに鼻をつまんでいた。

「変わらないな人間の小さき姫よ」

「お前も変わらんなぁ。あいかわずうさんくせぇ」

「僕と共に、ギヌスを倒す決心はついたか?子をなす決心はついたか?」

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