異世界転生~姫の中身はおっさん~

グリーンドラゴン

世界樹のある聖地まで、あと半年といったところまでやってきた。

魔族には月に1回のペースで襲われているが、むしろモンスタ-に襲われるほうが多いので、悩みの種はモンスターである。

最近のモンスターは群れて襲ってきたリ、トラップをしかけてきたりと知恵あるものが含まれているので厄介だ。

そんなある日、シルルアージュは襲ってくるオークの大群を蹴散らすために禁呪をつかった。

バーストロンドの爆炎魔法系列の最上位魔法、エレキトリックバーストワールドである。

焼け野原が一面に広がり、もとは鬱蒼とした森林地帯であったのが嘘のように思われた。

見渡す限り、草も一本も生えていない。遠くには森林地帯が広がっているが、シルルアージュの目の前には大きなクレーターができていた。

「自然破壊禁止でござる!」

カルの言いたいことは最もだが、とりあえずはたいておいた。

オークは異種族の女を誘拐し、犯し孕ませる。
想像しただけでも身震いがする。

あんな大群に襲われたら、シルルアージュとて無事ではすまないだろう。

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