異世界転生~姫の中身はおっさん~

聖地への道のりⅣ

聖地まで、あと2週間ばかり。

旅は順調だった。魔族の奇襲の多さに辟易としながらも、シルルアージュたちは聖地へと向かう。

聖地トワァルは、天使たちも集う空中都市である。

世界樹を中心として町がつくられている。

聖地トワァルでは、聖教というエトラの世界の半数の人口が拝めている宗教の聖地でもあった。

聖教の神は世界樹である。


何はともあれ、街道をひた走る馬車。

昨日は野宿だった。しかもどしゃ降りの雨で、馬車の中で窮屈だが一夜を過ごした。

今日は宿に泊まると言って聞かないシルルアージュのために、一向は山沿いにある街へ立ち寄ることにした。

村よりは大きいが、小さな田舎町だった。

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