5人の王子と氷姫 ー悪魔の爪跡ー

第十四章 レイナの初恋

僕達は、ぶっ倒れた二人を会議室のソファーに寝かせた。

僕がミリョンにこっそり言ったんだ。

「ミリョン、、、」

「ジェイがレイにキスした事、、」

「ミギョン女史には黙ってて、、」

ミリョンは、了承してくれたのか、うなづいた。


「あっ、でもレイが話しちゃうよね、、」

僕は気がついた、、


きっと、思い出したら怒り心頭だろうなって、、

ミリョンは、笑って言ったんだ。

「ジョン、、」

「それは、大丈夫だと思うわ」


僕が、なんで?って顔をすると、

「見てればわかるわ、、」

「あの子、キス、、」


「初めてよ!」


「恋もした事ないんじゃないかしら、、」

「絶対、恥ずかしくて言えないわ」

「ミギョンさんて、お母さんみたいだもの」


「それにしても、ジェイオッパには驚いたわ、、、」

「人前でキスするなんて、、」


それは、僕らも同感だ、、

そういうことには、敏感な僕でさえ気が付かなかった。


ジェイの本気、、の、恋!!


それも、よりによって、、


ケルなんて!!!


あのキスの目は、まじだった!

マックのふざけてするキスとは大違いさ。


「ジェイオッパ、、」

「大変な女の子に恋しちゃったわね、、」

「あの子のハードル、高いわよ、、」


僕は、同感だね、ってミリョンに耳打ちしたんだ。


そしたら、僕を押しのけるようにして、ショーンが割り込んできた。


「お前ら、何こそこそ話してんの?」

って、言って僕を睨むんだ。


うっわー、、ここにも一人難関に挑んでいる奴がいた。


ミリョンは笑って答えた。

「何でもないですよー、、うふふ」

って、意味深に笑うんだ。


僕は、ちょっと心の中で泣いた、、


ミリョン、、

他の子の事はわかるのに、

自分のことは見えないんだね、、


ここに、わかりにくいモーションかけてる奴がいるのに。


いつも、ミリョンの横に立ってって、

全然、話しかけたりしないけど、、

ショーンは、いつも君の事見てるよ。


僕は、ミリョンに言ってやりたいと思ったけど、

ショーンに意地悪したくなったんだ。


マックに絡まれても助けてくれなかったから、、


僕も、

「何でもないよ、ショーン」

って、言ってショーンの嫉妬を煽ってやった。

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