5人の王子と氷姫 ー悪魔の爪跡ー

第十五章 アリスの誕生日

ケル対策を、バッチリ整えた僕らは、

次の日、二人が練習に戻ってくる事を知った。

練習室には、僕達と練習生が早くに来ていた。

ミリョンが、二人が着替えているうちに、練習室に入ってきた。

「レイとユウが、もうすぐ来るわよ!」

そういうと、ドア付近で、僕とマック、、

そして中央にケイとショーン、、

ジェイは、部屋の隅で待った。

練習生達は壁に張り付いている。


「まじ、コンサート前より緊張するんですけど、、、」

って、マックにボソッといったんだ。

「俺もだ、、、」

「あいつの、ボディーブローは効くからなぁ、、、」

「息できないんだぜ!」

と、マックは真剣な顔して言った。


先に入ってきたのは、アリスだ。

次に、ケル!


僕らはケルを凝視してたんだ。

ケルの視界に、遠くにいるジェイが入った。

僕は、絶対、ケルはジェイを見たとたんに突進すると思ったけど、、


いきなり、ボッと顔を真っ赤にした!

そして、斜め下を向いたんだ、、


マックと僕は、、

やっぱ、女の子だ、、

恥ずかしいんだ、、

って、思ったんだけど、、


下を向いたと思ったら、突然、走った!

ジェイに向かって、、


マックと僕の気が緩んだ隙に、

あっという間に、僕らの横を駆け抜けた!


でも、中央にはケイとショーンが、待ち受けている、、

それを、、、、


バスケのフェイクみたいにして、抜いた。

早い!!


これを見ていた5人の練習生が、全員でケルを止めてくれた。


この前、ソヨンとアリスが喧嘩した時、僕らに止められたのを、覚えてたんだ。

なんという、学習能力!!

いや、、こういう場面でやるなよ、、
ケル!

ケルは何も言わない!

ただ、怒り心頭の表情だ。


ジェイが、ケイに言われたとおり、

土下座したんだ。


あの、プライドの高いジェイが、、


「ごめん!」


その、一言しか言わなかったけど、、

反省してるって事は伝わったはず、、


突然、ミリョンがジェイの前に立った。

そして、ジェイを立たせたんだ。


バシッ!!

って、すごい平手打ちを食らわせた。

大人しくて、物静かなミリョンが、、

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