5人の王子と氷姫 ー悪魔の爪跡ー

第十七章 初コンサート

あわただしく11月が過ぎ、クリスマスコンサートが近づいていた。

僕らは、相変わらず練習の毎日。


そんな中、ジフンがタウン誌をもって、僕らの前に現れた。


「大変です!」

「ジョン先輩が、載っちゃってます!」

そういって、開いたページ。


“町でみかけた可愛い子特集”


僕がページ半分をさかれて、載っていた。

アリスの誕生祝いのため、女装して出かけたときのものだ。


“ナンバーワンの美女”

“上品で可愛らしいモデル並みの彼女”


いつの間に、撮られた?

いや、スカウトの連中が余りにもしつこいんで、

『はい、はい、、』

と、いい加減な返事をした中に、この記者がいたのかも、、、


追記で、

『もし、この記事を見ていたら、連絡ください』

と、書かれてあった。


誰がするか!


兄貴たちは、その記事をみて、大笑いしていた。

並み居る美女を抑えて、女装男子がナンバーワン!


アリスもケルも笑っていた。

「オッパ、綺麗ですよね、、」

と、アリス、、

ため息つきながら、言うなよ、、

嬉しかねーよ!

ケルも、

「まじで、綺麗だったもんね!」

と、追い討ち。


マックなんかは、

「ジフン、その雑誌くれ」

「その写真切り抜いて飾っとくわ」

なんて言うし、、


「みんな、止めてよね!」

「美女でナンバーワンだなんて、嬉しくないよ!」

と、僕は怒って言った。


ケイも笑いながら、

「ナンバーワンに選ばれたんだ、喜べ」

って言うんだ。

ジフンが、困ったように、言った。

「それから、、こっちのページには、、」


といって、ページをめくると、

アリスとケルが一緒に写ってる!

それも、

一ページ全部使って、、、


“町で見かけたイケメン特集”

“中学生くらいの二人だが、群を抜くイケメン”


ケルが、

「うっそ!!」

と、絶句した。


アリスも、驚いて声もでない。


ケイが、

「これ、、まずいよな、、」

マックも、、

「うん、そうだな、、」


ジェイが、

「ネットで話題になってないか調べてみないか?」

「この雑誌だけなら、無視してもいいくらいだと思うんだけど、、」


僕らは、ジェイの意見に同意した。

僕らは、ジェイのi-padを使った。


0
  • しおりをはさむ
  • 5
  • 5
/ 299ページ
このページを編集する