若頭はストーカー!?!? 【完】

作者舞永さくら

無表情男前若頭が恋をしたのは、純粋対人恐怖症の女。「離さねぇから。…ちゃんと俺の目の届く場所にいろよ」優しい彼と、冷淡無情な暗い世界。 狂気的純愛物語










共に生きるのならば覚悟をしなければならない。





茨の道は紅の流れるほど棘が多く



狂気的なほど麗しき花を



百花繚乱と咲き誇らせるのだから。











「俺は霞をこっちの世界に連れて行く。

……闇に塗れた汚い世界に」



死にたいと思っても離してやれなくなる。

それでもいいのか?





「…選択肢は二つ。

俺に着いて来るか、俺の隣に並ぶか」



いつもはある選択肢が、あるようでない。

もう離れられないから、せめて、離さないでほしい。









好きな人がどんなに優しくても、


美しく紅を散りばめていたとしても、



この世界は、物語のようにそう甘くはない。








ピュアダーク ラブストーリー



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2014/6/8〜2015/8/31