若頭は旦那様!?【完】

《12》














side/柊悟














真っ暗な闇の中にいた。








いつもと変わらない、光のない世界。
















そう思いかけて、ふと隣を見た。














「……霞?」










…いない。











辺りを見渡すと、黒い影がユラユラしていた。












「…霞、」








直感的に、すぐに分かった。












「……こっち来い」

「…………柊悟さん…………………」











影はすぐに霞の姿になった。






だがなぜか、酷く顔を歪めている。








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