怪物【下】完+おまけ

ななつ /見えてきた真実





薄っすらと目を開ければ、眩しい光が差し込みギュッと目を細める。



ベットから身体を起こせば、少しだけ疲れが取れたのか楽になっていた。




「私…どれくらい寝ちゃってたんだろ。」




随分と長い間寝てた気がする。


それにすっかり忘れてた、昔の事を夢で見るなんてーーー。



「おはよ。」



目をこすり大きな欠伸をしていれば、ふと真横から聞こえてきた声で私は思わず固まる。



チラリと横へと視線を向ければ佐倉千景…ではなく、隼人が腕を組んで座っていた。



「は、はは、隼人…!」


「何でそんな吃ってんだよ。」



彼の事で凄く悩んでたせいか、何だか顔を合わせずらい。それに、全てを見透かされてる気がして緊張してしまう。


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