怪物【下】完+おまけ

ななつ /ほろ苦くて甘い



私は早起きして眠い目をこすりながら、卵焼きを焼くのに没頭していた。



今日はマシロとライアーとの決着の日。



だけど、私は約束した。
みんなと一緒にお弁当食べるって。



だから隼人の家の使用人の方にキッチンを貸してもらい、こんな時間に起きてお弁当を作っているのだ。



それにしても欠伸が止まらない。



「こんな朝早くに起きて、何をやってるかと思えば…。」



そんな時、背後から聞こえてきた隼人の声でビクリと肩を跳ねさせた。


振り返れば、ワックスも黒染めもされていないサラサラの金髪の隼人が居た。



何度も見るけど、彼のこっちの姿は何か…まだ慣れない。


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