発情注意報!!【完】

9章 満たされた気持ち

 
う、わー……
これはどういうことでしょう。


「ねえ、黙ってたら分からないんだけど?」


私の前には、3人の先輩方々。
そのうちの一人は、あのFカップ先輩。


「アンタ、何様のつもり?勝手に図々しく新に近寄って」


ズイと前に出て、私の素行を注意する。


いわゆる、新先輩の取り巻きたちからの呼び出しである。

この前、新先輩の教室に行って、直接呼びに来たのが気に食わなかったのか、昼休み、半ば強引に呼び出された。


連れてこられたのは、あまり人の来ない中庭。
これはもう、リンチ決定でしょうか。


「アンタさ、つい最近まで、超地味女だったみたいじゃん。昭和女ってあだ名だったんでしょ?」
「マジ、それウケる!それで、今の自分が可愛いと思ってんの?」


どこから仕入れたのか、そんなことを言いながら爆笑する先輩たち。
だけどあいにく、それで傷つくような女ではない。


「可愛い可愛くないはべつですが、新先輩がこっちのほうがいいと言ったので」

「はあ?!誰だって、昭和スタイルの女より、イマドキにしたほうがいいに決まってんじゃん!そこに特別な感情なんか入ってないってことを分かれって言ってんの」

「それと、あなた方と、どう関係するんですか?」


私が新先輩にどう思われようと、はっきり言って、彼女たちには関係ないはずだ。
だからとやかく言われる筋合いはない。
 

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