発情注意報!!【完】

13章 賭け

 
「おっはよー、桜!」
「美咲、おはよう」


いつもの登下校。
だけど、ちょっとだけ世界が明るく見えた。


なんたって、私は
恋をしてるから。


「美咲、話したいことがあるの」
「え?」



「私、新先輩が好きなんだ」



朝一の爆弾発言。

だけど、こんな私のそばに、いつもいてくれた美咲にだからこそ
本当の自分を知ってもらいたかった。


突然の私の発言に、美咲は目も口も大きく見開いたままで……


「美咲?動いてる?」


手を、パッパッと振って、視界をかざした。

その手に、ようやく瞼をパチクリさせた美咲は、やっぱり口は大きく開いたままで……




「ええええーーーーっ!!」




今まで聞いた、どの声よりもうるさく叫んだ。
 

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