天上天下唯我独尊【完】

3)



煌希と一緒に、病院から戻った日の夜、烏は私に教えてくれた。

煌牙が、通う小学校は、烏の『母校だ』と言う事を。

母校……出身学校。

私立だから、煌牙の送り迎えは、出来る限り、烏がするとも聞いた。


「てめぇは、忍星と煌希の事だけを考えてろ」


そう言った烏の隣には、忍星と煌希が寝ている。

忍星は、お腹が空いた時と、オムツが汚れた時だけ、泣くけど、殆ど眠っているらしい。


「手がかからねぇ」


烏は、そう言うと、私の身体を、自分の方へと引き寄せる。

すぐに、烏の寝息が聞こえ、疲れているんだと思った。

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