唯一無二【完】

9)



季節は、冬になった。

だからと言って、寒いとは思わないのは、暖房がついているから。

プライベートルームには、空気が乾燥しないように、加湿器も3台置いてある。

烏は、ノートパソコンを持って、プライベートルームで、仕事をするようになった。

烏の隣で、私は手紙を書く。

身体が怠い時は、烏の身体に凭れる。


「辛いのか?」


そう問い掛けてくる烏に『ううん』と答えた。

トイレ以外は、私の傍を離れない烏。

私も、トイレ以外は、烏の傍から離れない。

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