超変態彼氏

小豆




「今度さ~遊び行こうよ。久しぶりに4人で」

「いいね~どこ行く?」

「街に買い物でも行こっか!」

有佳里の提案にヒカルが乗っかり優がプランを出す。

これがいつものウチ等のノリ。
なんか懐かしい気がする。


「また凪子は黙ってる」

「凪子はいつも乗っかるだけだからね」

「凪子もたまには意見言ったら?」


3人から一斉にツッコミを浴びる。
そうそう。これがいつもの光景。いつもの日常だ。


「まぁ、いいんじゃない?」

この私の言葉に待ってましたと言わんばかりにさらに一斉にツッ込んでくる3人。
笑いながら受け流していると朝の予鈴が鳴った。

皆が自分の席に戻って行く。

さて、今日も一日頑張ろ。

ガラッというドアを開く音と共に入って来た先生。


そして、その後に続いて入って来た見慣れない緑色の制服を着た男の子。

教室を進み、教卓の前、先生の横に立った。


「この度、うちのクラスに転校してきた塚山君だ。塚山君。一言挨拶を」


「塚山隆です。どうぞよろしくお願いします」


はっきりした口調でそう言うと、深々と頭を下げて一礼した。


「じゃあ、あの一番後ろに座って」


「はい。」


うちのクラスに転校生とは。
はきはきとした返事。ピシッと制服を着て背は大きくないが、いかにも真面目で勉強ができそうな雰囲気が漂っている。


私の二つ後ろの席に座った。


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