「猫系男子の恋模様」ー完ー

たまくん


窓際の一番後ろの席。

そこで、いつも日向ぼっこしているみたいに、寝ているのが“たまくん”だ。

栗色のふわふわの髪が日にあたると、すごくきれいで。

それをこっそりと見るのが私の最近の日課。


彼は、“たまくん”こと、椎名環くん。

あだ名は、たま。

たまくんと仲がいい男子がそう呼んでいるのを聞いた。

名前からきただろうそのあだ名は、たまくんにぴったり。


なんてゆーか、彼は猫っぽいから。


「希ー々っ」

「わわっ!祐ちゃん・・・」


私を抱き込むようにして、顎を私の頭の上に乗せているのは、祐ちゃん。

花枝 祐ちゃん。

私の大好きな大好きな親友だ。

0
  • しおりをはさむ
  • 7
  • 184
/ 114ページ
このページを編集する