毎年冬になると夏帆はクリスマスツリーの下まで足を運ぶ。そこはかつて柊平と待ち合わせた場所だった。二十歳の冬も足を運んだ、そしているはずのない柊平と再会する──




    ────17歳 大好きなひとがいた




     それはとても温かくて幸せで






     泣きたくなるような時間だった











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       葉月夏帆 kahohaduki


            ×


       瀬川柊平 syuuheisegawa


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        "キミはいまどうしていますか?"







*2016.11.11-*