龍華

第一章 /出会い



「これで帰りのHRを終わる。」



たっくんの言葉に教室中が一気にうるさくなり、生徒が次々と教室から出ていく。



あたしも帰るか……



席を立ち、まだ座っている海と楓に、



「またね。」


「おう!」


「またな!」



手を振って教室を後にした。











朝たっくんに教えてもらった教室から昇降口までの道のりをのんびりとした足取りで歩いて行く













「ねぇ、そこの転校生ちゃん。」




誰かから呼ばれた。

0
  • しおりをはさむ
  • 15
  • 9
/ 133ページ
このページを編集する