HEAVEN'S KISS Ⅰ【完】

CrossKiss /昴side


すっかり日が暮れた帰り道。


オレは、真奈美と並んで歩いていた。


相変わらず美緒の事が気になっていて、そんなオレは…


「…くん。昴くん?」


真奈美の呼ぶ声に、ハッと我に返った。


いつのまにか立ち止まっていて、傍らで真奈美がオレの服の袖を掴んで見上げていた。


「あ…ごめん、何?」


慌てて笑顔を取り繕うオレに、真奈美は何故か俯いた。

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