HEAVEN'S KISS Ⅰ【完】

リビングで美緒が持ってきてくれたお菓子を食べながら、オレ達は質問攻めにあっていた。


「美緒ちゃん、この子がすっかり入り浸っちゃっててごめんなさいね」

「いえ。あたし1人なので、昴くんがいてくれると安心します」

「そーお?こんな顔がいいだけのどうしようもない子なのに、お役に立てて嬉しいわ」

「…お袋…」

「昴!オレに似てイケメンで良かったな。こんなかわい子ちゃんゲットしちゃってな」

「親父…確かに感謝してるけど、自慢だよなそれ…」

「兄貴…ズルイぞ…」

「…俊…涙目になってるから…」


そんなオレ達の会話を、美緒は隣で嬉しそうに聞いていた。

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