HEAVEN'S KISS Ⅰ【完】

FeelKiss /昴side


朝。


オレの腕の中で目を覚ました美緒が、そっと唇を重ねる。


そして寝室から出て行った。


―…


「昴?コーヒー淹(い)れたよ?」


バスローブ姿の美緒が、指でオレの前髪を梳(す)く。


―…


「昴。起きて」


制服を着た美緒が、オレの頬を両手で挟む。


頭の中でカウントダウンを始める。


“3…”


「昴―?」


“2…”


「置いてっちゃうよ?」


“1…”


「キャッ!」


手首を掴んで引き寄せ、ベットに身を沈めた美緒にオレはキスを落とす。


「…起きてたの?」

「今起きた」

「嘘つき」


クスクス笑う美緒に重ねる唇は、


深く甘くなっていく…


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