HEAVEN'S KISS Ⅰ【完】

CrossKiss /昴side


2人の影が再び重なった瞬間、


オレの思考が一瞬にしてフリーズした。


後ろ姿しか見えなかったけど、


あの潤んだ瞳でアイツを見つめ、唇が重なる瞬間、長い睫毛を伏せ、


そして、あの甘い声を聞かせたんだろうか…


そう思ったら、自分でもおかしいくらい胸がざわついた。


どす黒い塊が腹の奥底から湧き上がってきて、叫びたい衝動に駆られる。



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