HEAVEN'S KISS Ⅱ【完結】

LoveTrapKiss /昴side


最後のキーを打ち込み、「完成!」と思いっきり伸びをすると同時に、窓の外で花火が上がった。


まるでよく頑張ったなって言われてるようで、最高に清々しい気分だ。


「良かったあ…」


ホッとしたのか再び泣き出す須永の頭を、ポンポンと撫でる。


「お疲れ」


「三浦くん、ホントにありがとう!!!」


「いや全然」と偉そうに言いつつ、実はマジでやり遂げられるとは思ってなかったから自分でも驚いてたりして。


全部じゃなかったとは言え、3日かけた資料がこんな短時間で…


ここ1番の集中力ってすげえなと感心しながら、時計を見て焦る。


「帰るぞ」


今度はバックアップが取れたことをしっかり確認してから、慌てて立ち上がった。

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