HEAVEN'S KISS Ⅱ【完結】

LoveTrapKiss /昴side


眩しい光に目を開けると、1番に見えたのはリビングの天井だった。


背中にはソファのごわついた生地の感触。


テーブルの上にはワイングラスとメガネと読みかけの本。


そして、胸の上のあどけない寝顔。


クシャクシャになってる長い髪を指で梳きながら、ずっとこうしていたいと願う。


だけど、壁の時計を見上げると、そうも言っていられない時間だった。


とりあえず床に散乱してる服の中からオレのシャツを拾い上げて美緒に着せ、そっと抱き上げるとベッドへ運んだ。

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