HEAVEN'S KISS Ⅱ【完結】

LoveSickKiss /昴side


よく晴れた日の午後。


木々の隙間から差し込む光に照らされたレンガ敷きの小道を、並んで歩く。


急に立ち止まって、「昴」とかわいい瞳で誘ってくる美緒。


フッと笑い、辺りに誰もいないことを確認してから軽いキスをした。


木のトンネルを過ぎると、目の前に洋風の大きな建物が現れた。


よく手入れされた芝生と、色鮮やかな花達。


噴水から流れ出る水が、日の光に反射してキラキラしてる。


この夢のような場所が、世界でも屈指の企業である東条の屋敷。


初めて訪れた時はあまりにも世界の違いを見せ付けられ唖然としたけど、ようやく見慣れてきた。


でも今だに戸惑うこともある。


それは―…


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