LOVE&BEAT

PAIN /玲beats

朝、起きてすぐ寝室をのぞいた。



ベッドで眠っている里緒の額に触れてみると、
昨夜まで高かった熱も下がったようやし、呼吸も穏やかになっとる。



ホッとしたものの、こうなる前のことを思い出したら、
手放しでは喜べんかった。



『頼みたいことがある…』



巧希から思いつめたような声で電話があったんは、一昨日の事。



仕事が終わって帰る途中やったので、そのまま言われた公園へ向かうと…



どしゃ降りの中、立ち尽くすその姿を見つけて、心臓が止まるかと思った。





「里緒!!」





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