LOVE&BEAT

  /里緒loves

「ん…っ」



生温い空気に混じる様に、声が零れる。



思わず口元を覆うと、「ダメ」と掴まれた手首が顔の横に戻された。



「…や…」



「何で?」



「…恥ずかしい…もん…///」



そう言うと指先の動きが早くなって、さっきよりももっと大きな声が出てしまった。



「や…ぁ…っ」



意地悪な手から逃げようとするあたしの耳元で、巧希の擦れた声が響く。



「聞かせろよ、もっと」


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