LOVE&BEAT

PAIN /玲beats


朝、寝室のドアを静かに開けた。


枕元の電気スタンドの明りを消した後ベッドで眠っている里緒の額に触れてみると、昨夜まで高かった熱も下がったようで呼吸も穏やかになっている。


リビングに戻り、時間を確認して溜息を吐いた。


そろそろ出なきゃ間に合わねえ…


足元でじゃれつくシロに、「里緒のこと頼むな」と頭を撫でると、


「ニャー」


「……」


任せろと言ったのかどうかわからないけど、返事が返って来たのでとりあえず出掛けることにした。


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