悠久なる君へ~3300年の記憶~Ⅲ【完】

雛子
歴史・時代 417ページ(完結) 298742字 更新日 2016/03/05 読者 319749人 公開 0 0

 

 

3300年。

そんな悠久の時を越え、

俺が愛した君は、あの男を愛した。

 

すべてを捨て、

太陽の煌めきに満ちるこの国で死ぬことを選んだ。

絡みつく過ちの歌が、俺の胸を絞めつける。

 

どんなに叫んでも。

どんなに愛してるとこの喉を切り裂いても。

もう、届くことはないのだろう。

 

最後の雫が砂漠に落ち、それが俺に教えてくれる。

決して、戻れはしないのだと。

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