ホワイトデーには甘酸っぱいキスを 【完】

番外編 /みかん占い







「悪いけど、別れてくれない?」




中三の冬。



受験前日に、1ヶ月付き合ってた女を振った。





「え?何で?」


「ごめん、面倒臭くなっちゃったんだよね。」


「何それ。神崎くんって最低な人だね。」


「うん。俺、最低な人だから。」





女は怒って帰って行った。





あいつ、まじで面倒臭かったんだよな。


女と連絡とるなとか、喋るなとかさ。


同じクラスに女いるんだから、喋るなとか無理だし!



しかもそんなに好きじゃなかったんだよな。



押し切られるように付き合った感じだったし。





俺に声をかけて来る女って、あんなのばっかなんだよな。




何でだろう?



俺、真面目なんだけどな。




とりあえずで付き合うとかは一応しないことにしてるし。



ちゃんと付き合った子は好きだと思ってたけど、何か違うんだよな。




恋ってこんなものなのかな?



もっとこう燃えるような、なんて言うか、本気になれるような。



ああ、分かんねぇ。






そんなの事どうでもいいんだよ。





明日は受験だからな。





さらっと問題解いて、今日は早く寝よう。






俺、絶対落ちないし。






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