五百蔵屋 *IOROIYA*【完】

作者柚木崎 菜穂

家が居酒屋の優佐は、蔵に酒を取りに行った時はしごがぐらつき古い木箱を落としてしまう。そして中からは御札と青い光と共に狐の耳と尻尾をつけた男の子がでてきて…!?





(あやかし)


近いようで違う生き物

古来から互いに

寄り添うように生きてきたが

いつの日からか

妖と人は

互いにすれ違ってしまった


人は新しいものを求め、

発展してしまったから…


そして

人は妖の姿さえ

架空のものとした


しかし

わずかであるが

妖と交わる人も残っていた


そこは人間の世界とは別のもう1つの世界

魔法が存在する世界…


そんな魔術師のところへ

妖が足しげく通うある居酒屋があった


それは





―五百蔵屋―


-いおろいや-








*この物語はフィクションであり、

登場する人物、学校等は実在のものとは関係ありません。


EARTH



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