瞬に強いられて偽りの愛を注ぎながらも、湊斗を想い続ける主人公。主人公を手に入れるために手段を選ばず狂愛の持ち主である瞬。三角関係の行く末は?偽りの愛の代償は?




「俺の事好き?」


「うん」


本当は違う。





「俺の事愛してる?」


「うん」


本当は愛してなんかいない。





「頷くだけじゃなくて言葉にして?」


「あたしは瞬(シュン)を愛してる」


この台詞は偽りだ。嘘でしかない。


あたしは瞬を愛してなんかいない。






瞬だってとっくに知ってるはずだ。


この偽りの愛を強いたのは瞬自身なのだから。


それでもなんであたしの台詞に心底嬉しそうに笑うのだろう。


偽りの愛なんて虚しいだけなのに。









あたしが愛しているのは、心から大好きだと言えるのは昔も今もこれからも湊斗(ミナト)だけ。








作成日 2019.3.24~


2019.7.8~ファン限定解除します。

元々この作品を作る前、当時ファンが40人居たんです。

だから、ファンになってくれた40人の為に書いたんですが、その意思とは関係なく、ファンが増えて作品を読んでくれました。でも、ファンを増やしたくてファン限定にした訳じゃないから、ファン限定は解除します。




注:作者(サタン)より。

現在3作品ありますが、全て頭の中で全て完結していますが、現在の様に更新が遅くなります。ご了承ください、ご迷惑かけて申し訳ございません。読者様の自由に見るのを辞めたり、待って頂けるなら(我儘ですが本当はそれが本望です)今後とも見守ってくれると幸いです。