―KINGDOM―

第四章 /一節

放課後。光ちゃんとわたしが残って話すのは約束事になっていた。そして、ここ数日から、そこに銀河くんが加わった。

休み時間毎に会いに来たり、放課後追い回すのをやめるという誓約のもと、わたしも交えるという条件下で、放課後のこの時間を一緒に過ごすことを決めたらしい。

わたしを条件に加えたのに事後報告であることを謝られたけど、気にしないと答えた。


「これ、見て。」


光ちゃんがわたしにスマホの画面をずいっと目の前に持ってきて見ろ、とばかりにかざす。


「何?」


びっしりと画面に並ぶのは銀河くんからのメッセージの吹き出し。


「…………銀河くんとライン交換したの?」

「………、」


見せておいて黙る光ちゃん。

何故だ。見て察しろと?


「………ストーカーじゃない?」

「え、?教えてないのにくるの?」

「……………、」

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