―KINGDOM―

第六章 /三節

「っ、!!?」


ん、??あれ、何事?


「そうですね。そろそろ帰りましょう。一緒に夕食を食べるはずでしょう。」

「え、……望月さん、?どうして、ここに…………?」


現れたのは望月さん。さも当然のようにここにいるのは何故なのか。カフェは騒然。

十獅朗先輩に続いて、望月さんまで現れたらざわつくしかない。

わたしにとっては見慣れた顔だけど、でも、家の外で望月さんと会うことはないから違和感はある。


「昼食の約束でしたよね。もう日も暮れました。連絡もないので、迎えに。」

「え、…………あ、ごめんなさい、連絡しなくて、」


迎えとか来たことないのに?

混乱。

カフェはこんなにもいろめき、ざわめきたっているのに、今まで気づかなかった不思議。


「花音ちゃん。」


無表情のようで、やっぱり怒っている望月さん。朝から機嫌は直らないようだ。


「…………何、?」

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