何事もほどほどに。

作者HIRO

恋愛につまずいたちょっとひねくれ女子の日常の話。




『星の数ほど男がいる』

なんて言われても

星の数って何個あんだとか

『35億』

とかって流行ったけど

現実問題、外国人を数に入れられてもって感じだし

老人子どもも数に入らないし

男だという性別の数だけ教えられても


実際の恋愛対象になる男の数を誰か算出して

教えてくれよ、と


それが結婚相談所だとか言われると

そんな現実いらねーよ

的な

話で


ちょっと慰めてほしかっただけだし

現実を直視できないのに、非現実的なことを言われるとそれはそれで冷める


こんなわたしを誰か

こんなわたしに誰か


適度な夢を見させて