45度の華

瞳の奥 /02













ピーンポーン、ピーンポーン



朝からインターホンの音で目が覚めた。



出る前に鍵が勝手に空き、
若い男性が立っていた。


冬なのに汗をかいていて
慌てているようだった。



手に持つ週刊誌は、強く持ち過ぎて
グシャッとしていた。



「え?!あの?!」



「ぼっ、僕、碇さんの秘書兼マネージャーの上田と申します!あの、碇さんいますか!?電話出てくれなくて」


「まだ寝てますけど…?」

「失礼します!!」

私を押しのけて
玄関へ上がり

そのままもう何回も来てるように
手馴れたように桜介さんの部屋まで走って行った。


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