45度の華

光の華 /02




必ず来る、


そう桜介さんから電話があった日から
もう2ヶ月過ぎた。



あの日の出来事はまるで夢だったかのように
日常は全て戻った。




まるで嵐のように
私達を荒らしていった桜介さん。



店のみんなは一生忘れることはない、と話していた。



私はというと
もう桜介さんのことは忘れた、というそぶりをしながら
あの日の事をずっと考えていた。




結局桜介さんがこの店に来た理由を
しっかりと聞けなかった。



桜介さんレベルの人が
こんな寂しい店にくるはずない。


そこが引っかかって気になってしまう。



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