45度の華

まわる景色 /02




パーティー当日。





カチッとキメた桜介さんが私の手を引く。

いつも以上にカッコよくて
直視できない。




会場の中はきらびやかな人達ばかりだった。
圧倒されていると


「大丈夫だよ。俺がいるじゃん」

そう言って微笑んだ桜介さん。


しかし…

「碇さん!!」


桜介さんの周りには
次々と人が集まってきた。



繋いでいた手は自然と離れていた。



私は居場所を失い、
会場の隅にポツンと立っていた。




するとゆっくりと女性が近寄ってきた。




揺れる大きなピアスに
上品なワンピースを着た綺麗な女性だ。







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