45度の華





「あの、碇さんのお知り合いの方ですか?」


上から下を隅々見てくる。




「そうですけど…」

「お付き合いされている…とか?」

「えっ…」

「あ、違いますよね。そんなわけないですもんね」


まるで私を下に見るような言い方だった。


「碇さんってとても素敵ですよね。…でもあなたはなんか…見窄らしい」

「…」

「…あなたみたいな人が一緒にいると碇さんが変な目で見られるんですよ」




そんな言われなくてもわかってる…


でもやっぱり、
他の人たちからはそう思われるんだな…



「わかったなら帰ったらどうですか?」


カァーッと顔が熱くなった。



何も言えない自分が情けない。


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