45度の華





「おかえりなさい!」


桜介さんの手に持つバッグを取り、
ジャケットを貰う。


これは私が桜介さんにしてあげられる
少ない中の役割。



最初は
別にいいよ、と拒否をされてしまったけど
やらせてほしいとお願いをした。





「お腹空いたー!!今日のご飯は何?」

「えーっと、今日はね…」




他の人からしたら

まるで夫婦みたいだ、

と言うだろう。




私も時々そんな風に錯覚してしまいそうになる。




このまま一緒に過ごせたらな…なんて。

馬鹿みたいに幼稚な夢を描く。




0
  • しおりをはさむ
  • 23
  • 28
/ 246ページ
このページを編集する