45度の華




季節はすっかり冬になっていた。



桜介さんと過ごして3ヶ月が経つ。

時の早さに怖くなる。



桜介さんは相変わらず忙しくて
私は家で1人の時が多くなった。



私が起きる頃には家を出て
私が寝た後に帰ってくる。



いくら何時に起きるの?
何時に帰ってくるの?

と聞いても教えてくれない。



教えたら一希は俺より早く起きるでしょ?
遅くまで起きててなんて言えないよ、


…そう笑いながら言う。




それだと
私がここにいる意味がなくなっちゃうのに…

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