群青色の空と君と

桜ひなた
恋愛 179ページ(完結) 92628字 更新日 2017/03/23 読者 973人 公開 0 0

この空がどこまでも広がっていると


キミが教えてくれたーーー。







母親のネグレクト、学校でのイジメ。


自分の存在価値を見いだせないサチ。



ーーーもういい、全て終わりにしたい。



自分の人生に終止符を打とうと

最期の場所を当てもなく探し歩いていると

眠らない街の時計広場の隅っこに佇む
一人の少年シュウと出会った。



「何お前。辛気臭い顔して」


「笑い方知ってる?口の端をにぃーっと上げて。ほら、やってみ」


「人生笑わな損だぞ」



ねぇ、シュウ。


キミに会う時は決まって
空が群青色に染まる頃だったね。



「サチって幸せの幸だろ?」


「お前なら絶対幸せになれる‼︎俺が保証する‼︎」



今でも群青色の空を見ると思い出すよ。


シュウが私の、全てだった……



「本当は俺がサチを幸せにしたかった…」



ーーーきっと、ずっと忘れない。


キミと過ごした日々は、私の宝物だから。



****

鷹野 佐知穂
(タカノ サチホ)
高校一年生



立花 秀太
(タチバナ シュウタ)
高校二年生
****


切ないラブストーリー




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