アナタの羽ばたきが世界を救う。

落花流水 /私の……

4時限目
私は計画を練る、と言ってもやる事はひとつ
泪よりも先に思いを伝えるしかない
あぁ、もし陽介に受け入れてもらえなかったらどうするんだろ
どうなっちゃうんだろ私達の関係は
どうしちゃうんだろ………私

ずっと一緒にいた人と、ずっと一緒じゃ居られなくなる
もし受け入れられても友達が、友達でなくなっちゃう
なんでこうなっちゃんだろ

私はずっと頭を抱えた
こんな気持ちが、感情が、存在していたなんて知らなかった
全部知ってるつもりだった
全然わかってなかった
自分の事も、周りの事も
先が見えない不安
誰も教えてはくれない恐怖

もうこのまま壊れてなくなってしまいたい

4時限目終わって泪には陽介を捕まえて、泪の誤解を解いてあげる、私が説得するから、告白の場を作ってそれから泪を呼びに行くって説明
本当は私が告白して、その後………

HRが終わる
徐々に人が居なくなっていく
しばらくして陽介は鞄も持たないでフラフラと教室を出ていく
それを見て私は泪にアイコンタクトし、すぐに陽介を追った

教室を出てすぐ陽介を見失ってしまう
でも陽介の行動ならわかっている
放課後はすぐにトイレに行くか、図書室に行っているはず
トイレの前で張っているわけにもいかないから、図書室で待つことにする

図書館は私たちの教室がある建物とは別で、図書室だけ建物だ

渡り廊下で繋がれていて、見通しがいい

図書館の入り口で、待っていると私の心の殻を突き破って飛び出してきた私の感情が徐々に溢れていく
この殻が完全に崩壊したら、私は……どうなってしまうんだろう

10分

20分

30分

時計を見る

14時5分

来るはずの陽介が現れない

もしかして教室に戻ったんだろうか?
もしかして泪ともうあったんだろうか?
私の予測は外れてしまったんだろうか?

もう陽介は泪と………

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