龍のナミダ Ⅰ 【完】

崩れゆく日常 /伝えたい想い

※※ 紗羅Side ※※



夏休みに入り、数日。



綺羅と亮介はいつもと同じ様に倉庫に通う日々。


大体明け方に帰ってきて、夕方には出掛けて行く。


紗羅もそれに合わせて彼等にバレないように出掛けていた。




遊んでばかりでは駄目だと自分を戒め、宿題に取り掛かろうと机に向かった時だった。



“♪~~~”



すぐ側に置いてあった携帯が震えた。



ディスプレイには《北見 隼人》の文字。




…出るかどうか躊躇う。






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