龍のナミダ Ⅲ 【完】

新たな始まり /爽×隼人

** 紗羅 Side **



寝ている間にお医者さんに診てもらったり、

響の家から私物を取ってきて貰ったり。


翌日から熱を出して寝込んでしまった私は

この数日間、爽には本当にお世話になった。



『何から何まで…ごめんね?』

挙げ句の果てには、綺羅にまで連絡を入れてくれていたという事実に頭が上がらない思いだった。



「いいんですよ、好きでしてる事ですから。」

爽やかに答える爽。

何をさせてもスマートで大人だなと感心する。




『何気に綺羅と仲良しだよね。』

いつの間に連絡取り合う程の中になったのだろう。


「焼きもちですか?そりゃ、彼とは馬同盟を結んだ仲ですからね。」


『馬…?』






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