龍のナミダ Ⅲ 【未完】

※※ 爽 side ※※



犇(ヒシメ)くバイク達


蠢(ウゴメ)く熱気と狂喜




朝靄が立ち上る早朝、倉庫に入り切らない程の人が溢れ返っていた。



迅が皆の前に立つと、ザワザワとしていた倉庫内が水を打った様に静かになる。



天窓から光が差し込み、迅に降り注ぐと


神々しい姿に思わず頭(コウベ)を垂れた。



「今日は早くからご苦労様。眠いからって転ぶなよ?」


労いの言葉と、挑戦的な笑み。


それだけで一気に引き込まれる。




洗練された容姿に、月を反射させたような銀髪の髪。


堂々とした立ち振る舞い。


無駄の無い身のこなし。


半端無いカリスマ性。

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