龍のナミダ Ⅲ 【完】

新たな始まり /変化

** 紗羅 Side **



『…ん?』


部屋の外が、何だか騒々しい。

そして絡みつく2本の腕。


『ねぇ…ちょっと、どいてよ。狭い。重い。』


昨日は亮介と遅くまで何やら真剣な話をしていたみたいだったが、いつの間に潜り込んだのだろう。


「酷いよ、さぁちゃん…たまには俺だって独り占めしたいよ~」


そう言って擦り寄ってくる綺羅。


『はいはい。』


じゃれてついてくる腕を軽く交わし


部屋から出てみると、そこに居たのは…








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